教育とは
「教育」という言葉を聞いて何を思いますか。
小学校
中学校
高校
大学
家庭
躾
勉強
義務
など、色々な言葉と繋がると思います。
昨日、育児放棄をされた子供たちと先生やカウンセラーの繋がりをTVで紹介していました。
13歳の育児放棄された子が、家庭を持って成長するところまでの十年以上の繋がりが
放映されていました。
13歳の頃の子供が住んでいる部屋には父親が飲んだビールの缶が溢れ、その子は生活の全てが嫌になり、児童相談所に行き、高校は行かなくても立派に成長していく姿でした。
私も12歳の時に母親と離れ、父親とも18歳で離れた経験があります。
ふと昔の自分を思い出し涙がでました。
私はむかし、自分の生活が辛いと思ったときに、
「世の中にはもっと辛い生活をしている人がいる」
と言われたことがありました。
その人は私の事を想って言ってくれた言葉だと思いますが、13歳の私は、
「自分が何か悪いことをしたのか」「この辛い生活を選んだのは自分じゃない」
と考えました。
結果論ですが親と離れて正解だったと思っています。
もし、13歳の自分に言うことが出来れば
「何も悪くない、親がまだ成長していないだけだよ。」
と言いたいです。
「人間はひとりでは生きてはいけない」
という言葉あります。
これは本当だと思います。
私は生きていくうえで大切な事は
「愛情」と「素直さ」
だと思います。
「愛情」を得る、与えるためには人との繋がりは不可欠です。
そして愛情を与えてくれる人からの気持ちを「素直」に受け入れられる心が必要です。
私は色々な人に助けられたので、今まで生きてこられたと思います。
いま、ベトナムで語学学校を始めて教育という言葉に繋がりのある仕事をしています。
教育とは愛情を与えることでもあるという心を忘れずに仕事をしようと感じました。
ちなみに、番組名は
「居場所をください」傷だらけの子供たち密着17年です。
興味がある方はぜひご覧ください。
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